「環境配慮の5R」

 

『Reduce』(リデュース:減らす)/『Reuse』(リユース:繰り返し使う)/『Recycle』(リサイクル:再資源化) 『Remix』(リミックス:再編集)/『Reform』(リフォーム:改良する)

 

その精神に基づき、身の回りに存在する「捨てられてしまうもの」を新しく息吹かせ

人々の生活を彩っていく

「日常を、共に過ごすもの」という視点に立ち、再生したものが

貴方の手に渡り、使い込まれていくにつれて、かけがえのないものになれば…

そんな想いを一針一編み込めて、作品づくりをしています

 

 

◆麻布楽屋(まふらや)

2006年、大掃除の際に家に増えすぎた毛糸を見て、ただそのまま捨てる処分をするのではなく、形にしてから手放すことで、当時勉強していた環境負荷の軽減になるのではと思い、100本近くのマフラーを作成し、デザインフェスタにて頒布という名の処分をする。麻布楽屋(まふらや)という屋号は、「マフラー屋」をもじったもの。

 

全て一点物のマフラーだけのお店が好評ではあったが、増えすぎた毛糸は一向に減ったように見えないため、マフラーだけでなく編み小物やバッグに形を変え環境配慮の処分を続ける。また、海外ボランティアをしていた地域、カンボジアやタイへも支援という形で制作物を送付し、身の回りから出来るだけ廃棄物を出さない念を日常生活の外にも組み込む。

 

以降、環境配慮の3Rにプラスした5Rの精神に基づき、身の回りに存在するものを、新しく息吹かせることを目的して活動。ひとつひとつひもとき、その再生を行う。裂き布や麻を使用したカゴバッグ類、再生綿糸・毛糸を使用した編み布小物を中心に制作。

 

デザインフェスタをはじめ、各所手作り市、アートマーケット他に参加していたが、東日本大震災の影響もあり、2011年~2012年は頒布としての制作及び参加の方はひと休みし、被災地への送付としての制作のみに集中。

 

2013年夏より少しずつ活動再開。変わらず『ほっこり優しい温かみ』をモットーに、ひとつひとつを制作しております。お近くで見かけた際はどうぞよしなに。